再生医療について

Regenerative Medicine

歯周組織の再生医療

再生医療等提供機関として認可をうけた新宿区西落合のモドゥーンデンタル

歯科の分野の再生医療とは、患者様の血液を抽出し、歯周病などが原因で少なくなった顎の骨などの歯周組織を再生する治療方法です。厚生労働省の再生医療等安全性確保法に規定されており、治療を行なう場合は厚生労働省からの認可が必要となりました。

モドゥーンデンタルは2014年11月26日施行された再生医療等安全性確保法にのっとり厚生労働省より再生医療等提供機関として申請、認可された歯科医院です。

他医院でインプラント治療を断れた方へ

重度の歯周病や何かしらの疾患で骨が薄く他の歯科医院でインプラント治療や歯科治療を断られた方は当院なら治療が可能かもしれませんので、再生医療に興味がある方はお気軽に当院にお問い合わせください。

PRF(多血小板フィブリン)療法

「PRF(多血小板フィブリン)療法」とは、患者様の血液を利用して顎の骨量を増やしたり、再生を促す治療方法です。

まず患者様の血液を採血し遠心分離器にかけた血液より成長因子のみ取り出し、血液中の骨を成長させる成分を高濃度に抽出します。これによりできたゲル状の物をさらに人工骨等に混ぜて顎の骨量が少ない部分やない部分に骨をつくる方法です。これにより顎の骨量の少ない患者様にもインプラント治療をすることが可能になります。

ソケットプリザベーション

ソケットプリザベーションとは、残せなくなった歯を抜歯した時に、抜歯した箇所の骨吸収を防止するための方法です。

抜歯した後、歯があった箇所にくぼみができます。このくぼみを抜歯窩と言います。抜歯窩は、時間とともに周りの骨の吸収が進み、痩せて薄くなってしまいます。

インプラント治療に関わらず審美性を保つために、骨の状態を良好しておくことが大切です。骨が吸収し薄くなってしまうと歯科治療において審美性が損なわれたり、インプラントを埋入することが難しくなるため、抜歯した後の抜歯窩(くぼみ)に骨になりやすい人工骨を充填し、人工骨が漏れないように蓋をすることで骨吸収を最小限に防ぐ方法がソケットプリザベーションと言います。

骨量を増やすGBR法(骨誘導再生法)

GBR法は歯槽骨や顎骨などの骨組織の再生を促す再生療法のひとつです。

重度な歯周病で十分な骨の量がない患者様には、骨を増やすテクニック(GBR法)を用いることがあります。

またGBR法には、主に骨補填剤を注入する方法、もしくは自家骨(自分の骨)を移植する方法があります。

骨の足りない箇所に骨補填材か自家骨を入れて生体素材でできたメンブレンという人工の膜で覆い、骨の再生を促します。これにより骨の量に増やすことができます。